資産税担当税理士 里
Q/ご入社の経緯から教えてください?
15年間ほど専門学校の税理士受験講座で相続税法と所得税法の講師をしていました。
それゆえ、いざ税理士資格を取って会計実務の世界に飛び込むこととなった際も、講師経験が最大限生かせる資産税をメインに仕事をすることができればいいなと思っていました。
しかし、現実は厳しくなかなかその思いを叶えることができる事務所が見つからずに途方に暮れていた時に、たまたま当事務所の相続専門のホームページに出会いました。
所長の根本先生のお人柄に惹かれ、また、その考え方に共感できるところが多々あったため、即応募してみようと思いました。
Q/根本事務所の良いところはどこですか?
所長や先輩が、つきっきりで指導するのではなく、じっくり時間をかけて、職員の自主性を大切にしながら指導をしてもらえる点ですね。
最低限必要なことを教えてもらった後は、自分自身でトライして、分からないことがあれば自分自身で調べて、それでも解決しない場合は、丁寧に指導してもらえます。
そのため、「そんなことも分からないの?」とか「自分で調べる時間があったら聞いて」など、いわゆるブラックな職場でよく耳にするフレーズは、当事務所では皆無です。
Q/資産税専任の仕事についてどう思いますか?
相続税と所得税(主に譲渡所得)が、個人資産に関する税(資産税)となりますが、会社の決算業務などと比べると、お客様(相続人)と話し合ってゴールを目指していく過程にやりがいを感じます。
通常は1つの事案に対して正しい答えは1つとなるのですが、相続税では、例えば遺産の分け方によっても答えが複数存在することが当たり前となります。
その中で様々な要素を考慮しながら1つの方法を選んで、最終的にお客様に満足してもらえる申告書を完成できたときの達成感は格別です。
Q/グループ内に不動産会社もあるとか?
資産税を担当していると、「相続した不動産を売却するか、賃貸するかで迷っている」「不動産を売却しようと考えているが、どのくらいの金額で売却できるのか相場を知りたい」「賃貸不動産の管理方法や募集について相談したい」など、様々なご相談をよく受けます。
これらは、残念ながら税理士個人ではなかなか対応できない内容なのですが、当事務所には、グループ内に不動産会社があり、経験豊富なスタッフにストレートに相談をしていただくことができるため、お客様にも大変重宝いただいており、税理士と不動産担当者が同席してのご面談を数多く設定させていただいております。
Q/所内の環境について教えてください。
当事務所には小岩本社と市川支社があり、私は市川支社に勤務しておりますが、お客様との打ち合わせなどのために、小岩本社へ行くこともよくあります。
どちらの職場も、職員の自主性を大切にしてくれて、堅苦しいところがなく、それぞれの職員が自分自身でしっかりと業務のスケジュール管理を行っています。
もちろん、ちょっとした相談や確認事項などがあれば、周りの職員とその都度コミュニケーションを取りますし、事務所全体に関連する事項などは所内連絡ツールにより、適切に共有されます。
有給休暇の消化のしやすさを含めて、自分の責任で自分のペースで仕事ができるところが、特に私は気に入っています。
Q/後輩となる方々へメッセージをお願いします。
私も自分自身にマッチする会計事務所に出会うまでに相当の期間を要し、苦労しました。
会計事務所の仕事についての本を読み「会計事務所の業務は特殊業務です。」とはっきりと書かれていたことが印象的です。
特殊業務だからこそ、誰にもできるものではない業務であると同時に、最初は誰にもできない(分からない)業務だと言うことができると思います。
中でも私が専門にしている資産税(相続税)は、まさにその通りだと痛感しています。
それゆえ、そのような業務に精通できることは、大きな満足感を得られるとともに、強力な武器となります。
皆さんにも、その満足感と武器を手にしてもらえることが、私の喜びでもあります。